アフィリエイトで稼ぐには|初心者がブログで儲けるコツと考え方を全公開

アフィリエイトで稼ぐには継続力と探求心が必須だ。簡単ではない。「ブログを書いたら簡単に何十万円」「放っておいて何百万円」という話はどれも教材の販売やコンサルの勧誘でしかない。初心者が無駄な投資をせずにブログで儲けるコツと考え方をすべて公開しよう。

SEOパックの公開実験を開始 ~ ディーボの評判と合わせて

SEOパックの実験的導入と実況ブログの公開

まず最初に断っておきたいのは、わたしはSEOパックを薦めるつもりでこの記事を書いているわけではない。わたしの立ち位置としては、こういったバックリングを主体としたSEO対策業者の利用には否定的であり、Googleが業者からのリンク購入をペナルティーの対象とすると明言している以上、使うべきではないと考えている。また事前の調査においても、SEOパックを使って検索順位が上がったという評判の記事は見当たらない。こういった否定的要素が多い中で、あえてSEOパックを使い、その効果を公開実験的にブログ化した経緯について説明する。尚、実験であるため、実験に使っているサイトと公開実況ブログに、わたしから一切のリンクを張ることはしない。

別建てで実況ブログを作成したにも関わらず、ここで記事を書いたのは、ここの閲覧数が非常に多いためであり、多くのアフィリエイターに

「わたしがやってみるから、成功するか、地獄を見るか、静観していて欲しい」

とのメッセージになると考えたためだ。

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SEOパックとは

SEOパックはディーボが提供している有料サービスであり、基本的には3か月で2万4千円、6か月で4万7千円のバックリンク提供サービスである。バックリンク以外にも、解析ツールの提供や各種リサーチデータの提供、サイト構築のメール指導があるが、SEOパックのメインはバックリンクである。SEOパックは10本のリンクを1日1本、10日掛けて張ることによりGoogleからペナルティーを受けないよう配慮している点がこれまでのSEO業者と異なる点だが、発リンクサイトが公開されていないため、どの程度の強度を持つのかは不明である。

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ディーボとは

SEOパックを提供しているディーボは、SEOラボやhanasakiganiで知られる優良な玄人企業であり、膨大なデータ収集と的確な分析で名が通っており、サイトで公開されているレポートの品質の高さには定評がある。こういった正統派で評判が高い一方、誹謗中傷サイトを排除するブランドガードや、Googleがご法度としているバックリンク販売のSEOパックをリリースしている面白い会社である。特にSEOラボのGoogleアルゴリズムのカテゴリーに入っている記事は誰もが確認できる確かなデータでさまざまな実験検証がなされており、最新の情報を惜しげも無く公開しているので一読してみることをお勧めする。ただし、理解するには中級クラス以上の知識が要求されるので、初心者には敷居が高いかもしれない。

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SEOパックの導入に踏み切った理由

本来、上述したようにバックリンクの購入は非常に危険なことであり、せっかく作ったサイトがGoogleから削除される恐れがあるため、絶対に手を出さなかった手法である。しかしながらここでSEOパックの導入に踏み切ったのは、他に抱えているサイトの面倒で手が回らなくなり、先月作ったサイトを完成まで持っていく時間が無くなってしまったからだ。少なくとも年内は手が出せる見込みは無い。こう書くと、こんな記事を書いている暇があるじゃないか、と突っ込まれそうだが、アフィリエイトで稼ぐためにはGoogleの検索で3位以内に入るのが絶対条件であり、立ちはだかる1ページ目の壁と3位以内の壁を越えるためには、集中して作業できる日数の塊りと膨大なエネルギーが要求される。いったん3位以内に叩き込んでしまえば、あとは定期的なメンテで済むのだが、数が多くなってくると維持するだけで時間が取られてしまい。これを怠ると4位以下の第二グループに転落し、再度3位以内に戻るにはとんでもない苦労を強いられることになる。つまり効率の良いアフィリエイトを継続する上では、新しく作ったサイトを3位以内に上げることより、3位以内に入っているサイトを維持することの方が遥かに重要なのである。

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こういった状況を背景に、当面手を出せなくなった作成途上のサイトを放置しなくてはならないジレンマから、

「どうせ放り出しておくなら、実験に使ってみるか」

と思い立ったのが、SEOパック導入の動機だ。

またSEOチェキでサイトを分析していたところへ、SEOパックの

「30日間8千円」

という広告が目に入ったことがトリガーにもなった。(実は、この30日間8千円というのは割高なのだが)

  • 当面放置せざるを得ない作成中のサイトを何とかしたかった
  • 格安のSEOサービスがあった

この2つがSEOパックの導入に踏み切った動機である。

SEOパックの実験ブログを立てて公開実況を開始した理由

通常、わたしの場合、新たな手法を投入するとその有効性を判断するために、わたしだけが見れる非公開ブログにデータを蓄積し、さまざまなツールと連動させて解析できるようにしている。今回もそのつもりでいたのだが、自分の中で禁じ手と認識しているバックリンクの購入を、真正直に蓄積してきた非公開の記録に入れることは、これまで積み上げてきたものを汚すように思えて気が進まず、別に非公開ブログを作ることを思い立った。すると同時に思い立ったのが非公開ではなく、公開してしまうこと。このブログの一番最初の記事で書いたように、わたしはアフィリエイトで苦しむ人たちが悪徳業者のエサになることに警鐘を鳴らしてきた。おそらく、わたし同様、バックリンクの購入に惹かれるものの、禁じ手としてぐっとこらえているアフィリエイターは多いと思う。そこで思い立ったのが、

もっとも信頼のおけるSEO対策企業のバックリンク効果の公開

である。

上述のようにディーボはSEO業界では正統派として非常に名が高い。つまり、ディーボのSEOパックで効果が無ければ、やはりバックリンクの購入はダメだという結論で誰もが吹っ切れると思ったからだ。

もちろん、今回のSEOパックの実験がうまく行けば、月8千円程度の投資で有効なSEO対策として、詐欺や悪徳業者ではなく、有用な手段として利用すればいいと思うし、わたし自身、積極的にSEOパックを導入して、これまでとは違った戦略でサイトを展開することになるだろう。SEOパックなら10サイトに適用して月8万円、20サイトでも月16万円と考えれば、非常に安価な投資だ。同様に考えるアフィリエイターは多いと思う。

SEOパックの実験を公開すれば、多くのアフィリエイターにとって有益な参考となる。

このように考えが変わって、SEOパックの公開実験に踏み切った。

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SEOパックの実験サイト

これは別建てしたブログ「SEOパック by ディーボの効果検証実験」に掲載してあるので、そちらを参照して欲しい。バックリンクの実験なので、実験サイトにも公開実験ブログにも一切のリンクは張らない。今回、SEOパックの実験に使ったサイトはまだ全行程の4割くらいが完了した段階で、言ってみれば鉄骨剥き出しのコンクリート状態ではあるが、とりあえずGoogleの検索で6位にはなっている。こう書くと経験の無い人には、あと3つ上げれば3位以内で目標到達じゃないか、と思うかもしれないが、これが大変なのだ。ミドルクラス以上のキーワードで3位の壁を超えるには10位の壁を超えるエネルギーの2倍近い苦労が要求される。また、ひとつの失敗が後々まで響いてくるので、注意深く慎重に進めて行かねばならないため、片手間で記事を増やしていくだけでは返って順位を落とす結果になってしまう。ブログの場合、1記事に集中すればことが済むため、2時間もあれば1ページ書けてしまうが、サイトで勝負する場合、全体のデザインとバランスを意識しなくてはならないため、ページを作り始める前の設計に何日も費やす必要がある。実験に使ったサイトは概要的な骨格が出来上がったところであり、これから個別部分の詳細設計をしなくてはならず、ここに手が出せないのが現状だ。

実験サイトの説明と実験経過を公開しているブログは下記の「SEOパック by ディーボの効果検証実験」だ。

 

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 現在、「SEOパック」のキーワードで検索すると2ページ目の2番目、12位当たりに出てくるからこちらで経過を見るようにして欲しい。まだ作って2日目なので安定しておらず、トップだけでなく、中身の個別記事までバラバラと検索でヒットしてしまうが、1週間もすれば、Googleが単一テーマを扱っているブログとしてひとまとめの表示に集約してくれると思う。「SEOパック」で検索するとAll in One SEOに関する記事がヒットしてしまうため、世界的に有名なAll in One SEOに対して、マイナーなディーボのSEOパックは検索で不利であり、たまたま検索キーワードがかぶってしまったため、All in One SEOの記事に埋没してしまっているが、バックリンクの実験であるため、実験用サイトにも、経過公開ブログにもここからリンクは張りたくないので、興味のある方には面倒をかけて申し訳ないが検索から参照していただきたい。

 まとめ

アフィリエイトをやっているものであれば、誰もが一度は惹かれるであろうSEO対策業者からのバックリンク購入を公開実験の形で開始した。実験に使用したバックリンクは、バックリンクを供給しているSEO対策会社の中ではもっとも信頼のおけるディーボのSEOパックであり、適用したサイトは構築中のGoogle検索で6位のサイトである。この実験が失敗するようであれば、ディーボでさえダメな以上、やはり業者からのバックリンク購入には手を出すべきではないと判断できるだろう。反対に、成功した場合は、比較的安価に利用できる強力な手段として、その推移と合わせて多くのアフィリエイターの参考になると考えている。公開ブログでの今後の推移に期待してほしい。尚、本ブログの趣旨とは異なるので、この実験については以降、ここでは言及しない。公開実験については、別建てしたブログ「SEOパック by ディーボの効果検証実験」を参照するようにして頂きたい。

 

 

 

ブログ記事の品質の調べ方と簡単な方法-Siteコマンドの上手な使い方

意外に知られていないブログ記事の品質の調べ方

どのSEO関連サイトを見ても、

「現在はコンテンツマーケティングの時代であり、品質の高い記事を書くことが必須である。品質の低い記事を書けば、サイト全体の評価を落とすことになるから、品質の低い記事は削除するか修正した方が良い」

と書かれているが、ブログ記事の品質が高いか低いかをどうやって判定するば良いのか、調べ方を書いてあるサイトはない。そもそも、ブログ記事の品質が高いか低いかを機械的に判定することなど不可能であり、Googleは記事の品質など見ているはずがない、と鷹をくくっている人も多いのではないだろうか。

結論から言おう、

 Googleはブログ記事の品質を自動的に判定している

 ブログ記事の品質は、自分で調べる方法がある

1.最悪品質レベルのブログ記事

これは言うまでもなく、コピー記事が代表的な例だ。もしあなたがコピーで記事を書いていたら、そのサイトはGoogleから惨憺たる評価を受けていると考えるべきだだろう。Googleはコピー記事を厳重にチェックしている。その証拠として、コピーしてきた部分の文章をそのまま検索に掛けてみるという調べ方を試してみるといい。おそらくコピー元のブログ記事は出て来るが、あなたが書いたものは出てこないのではないだろうか。これがブログ記事の品質の調べ方の初歩中の初歩の方法であり、これにひっかかっていたらアウトである。下手な修正を試みたところで、履歴がすべて残っているので無駄であり、唯一回復する方法は、記事を丸ごと消去するしかない。引用するときは

ブログ(blog)は、狭義にはWorld Wide Web上のウェブページのURLとともに覚え書きや論評などを加えログ(記録)しているウェブサイトの一種である。「WebをLogする」という意味でWeblog(ウェブログ)と名付けられ、それが略されてBlog(ブログ)と呼ばれるようになった

のように引用形式で記載すれば、この引用符で囲まれた部分はGoogleは何も書かれていないものとして無視するので、どうしても引用が必要な時は、ブログ記事の品質を落とさないために必ず引用符をつけるべきである。

2.もっとも簡単なブログ記事の品質の調べ方

これは単純にブログ記事のタイトルをそのまま検索してみる方法である。これでブログ記事が出て来ない、あるいは出てきても順位が30位以下であったら、品質が低いとみなされている。記事タイトルはオリジナルのものであるから、本来であれば記事名で検索すれば1位ででてくるのが当然である。ブログで記事タイトルは一番重要な部分であるから、オリジナリティーを持ったタイトルを心がけるべきであり、そのオリジナリティーのあるタイトルで検索する、つまりGoogleの評価を調べる方法で、順位が低かったら、Googleから品質が低いとみなされているということである。順位が低い場合は修正するという方法も有りだが、100位くらいまで見ていっても出てこないようなら、ブログ記事の中身だけでなく、タイトル名を変更すべきである。よくSEOでは記事のタイトルの変更は良くない、とされているが、これは品質が一定レベル以上のブログ記事の場合であって、タイトル名で検索しても100位以内にも入らないブログ記事など対象にしていない。タイトル名と記事内容をいくら書き直しても、記事名全文での検索で上位に出ないようだったら、その記事はすっぱりとあきらめて削除すべきである。尚、記事の削除の効果が出るには2週間から2か月くらいかかるので、最初から品質の悪い記事は書かない方が良いことは言うまでもない。

3.Siteコマンドを使ったブログ記事の品質の調べ方と簡単な方法

Siteコマンドを知っているだろうか?Googleの検索窓に

  site:http~

のように、site: に続けてサイトのURLを入れると、サイトの記事がすべて表示される。ここで大事なのは、表示された記事名がブログの記事名と一致しているか、という点である。Googleは記事の品質が低いと判断すると、勝手に記事名を変更してしまう。極端な例だと、記事名が単なる番号にされてしまっている場合がある。これは同じような内容をいくつも書いていると、同一記事とみなされて、せっかく書いたタイトル名ではインデックスしてくれないのである。これを避けるために、プロが作るサイトでは、シリーズものの商品を掲載する場合、内容が似通ったページをいくつも作ることになるため、no index flowという手を使って、Googleにインデックスさせないようにしてサイトの品質を下げないようにしている。例えば、パソコンの紹介サイトを作った場合、仕様がメインとなるため、すべての記事を定型的に書いてしまうと、CPUの数値が若干違ったり、筐体サイズや色が違う程度で、全体的には同じようなブログ記事になってしまう。多くのプロは定型的な記述を避けて各ブログ記事が似たような書き方になることを避けたり、定型フォーマットを使わざるを得ない場合は、no index flowを使って、Googleにインデックスさせないようにしている。

また、このsite:コマンドを使った場合に、記事タイトルの全文が表示されず、部分的にしか表示されない場合がある。これは、ブログ記事としては認めるが、品質は非常に低いとGoogleが判定した場合に起こる現象である。例えば

「激安パソコンの価格と性能のトレードオフ」

というタイトルで記事を書いたのに

site:コマンドで調べると

「パソコンの価格」

としか表示されない場合である。これは「激安」「価格と性能のトレードオフ」の部分について、十分な記載がなされていないと判断されて、このブログ記事は「パソコンの価格」について書かれた記事であると判断された結果だ。もちろん、「パソコンの価格」という観点から見ると、余計なことが書かれていると見えるわけだから、ブログ記事の品質は低いと見なされ、検索しても上位に出てくることはない。こういったケースでは、欠けている部分を補てんする形で記事を修正すると良い。

まとめ

ブログ記事の品質はサイト全体に影響する重要な問題である反面、その品質の調べ方や具体的な方法を解説しているページはほとんどない。ここではブログ記事の品質の調べ方と簡単な方法として、記事名での検索と、Siteコマンドの上手な使い方について解説した。また、これらの方法で品質が低いと判断されていることがわかったら、どのように修正するべきかの具体的方法を説明した。アフィリエイトで稼ぐことを考えるのなら、是非、ご自分のブログ記事をチェックしてみると良いと思う。

内部リンクもペナルティーを受けるリスクがある

内部リンクはペナルティーを受けないという誤った認識

多くのブログ指南書やサイトには、SEOには内部対策と外部対策があり、バックリンクを主体とした外部対策はペナルティーを取られるので、内部対策を強固にすべきである、と書かれていることが多い。そして、その内部対策として挙げられるのが内部リンクである。どの説明でも内部リンクはペナルティー対象とはならないと書かれているが、それは誤解である。過剰な内部リンクにはしっかりとペナルティーが課せられ、順位が下げられる。そもそもブラックハットを徹底的に排除しようとしているGoogleが、検索順位を上げるために張り巡らせた内部リンクを放置しているはずが無いと考えるのが当たり前であるのだが、なぜか内部リンクに関してペナルティーが存在することを解説しているサイトはほとんどない。

1.内部リンクは適切なサイト設計があってこそペナルティーを受けずSEO効果がある

もし、書くには書いたが、順位も1ページ目に入らず、どうでもいいと放置してあるサイトがあったら実験してみると良いと思うが、やたらめったら、各記事でそれぞれの記事に対して内部リンクを張ってみよう。2日もすると順位が下がっていることに気づくと思う。これがペナルティーである。しかし、外部リンクでペナルティーを受ける時と違って、ウエブマスターツールで見ても、ペナルティーの通知はされない。これはGoogleのガイドラインに内部リンクの規定が作られていないため、存在しない法律で裁くわけにもいかず、一方、放置するわけにもいかないため、無通告でペナルティーが課されているものだと思われる。サイト運営者にとっては、通知がないために何が原因で順位が下落したのかわからないという余計に厄介な問題なのだが、ブラックハットな手段を使っていないにも関わらず、高品質な記事を書き続けているのに、順位が落ちた場合は、一度、記事中の内部リンクをすべて外して見ることをお勧めする。内部リンクのペナルティーについては、検索順位への反映が非常に早く、結果は1日、2日で現れる。もちろん、内部リンクでのペナルティーが原因ではないことがこの方法でわかったら、内部リンクを元に戻せばよい。同じく結果は1日か2日で元に戻る。このように、内部リンクについては、結果の反映が速いので、内部リンクでのペナルティーに思い当たるフシがあったら、いったん内部リンクを解除してみることをお勧めする。ただし、通常のサイドバーや最近の記事といったブログパーツからのリンクでペナルティーを受けることはないので、あくまで修正するのは記事中での引用だけである。

2.内部リンクでペナルティーを受けるケース

内部リンクの作成方法を解説したウエブページは多いが、まともに書かれているページでは、その構成図が記されている。つまり、内部リンクでサイトを強くするためにはあらかじめ全体をデザインし、その設計に沿って内部リンクを張らねばならないのである。ここがプロのサイトでは、サイトデザインから入るので、あまり気にされていないのだが、一般的には全体のサイト構成を考えて、そのルールに沿って記事を書く場合は少なく、書き続ける記事の中で、内部リンクを少しでも強くしようと過去の記事に内部リンクを張っていくために、ぐちゃぐちゃな内部構成となり、その結果としてペナルティーを受けてしまうのである。要は、論理立った内部リンクはユーザーフレンドリーにつながるため順位を上げる効果が出るが、無計画で意識的に埋め込んだ内部リンクは、ユーザーが迷うだけで、品質が悪い構成だと見なされペナルティーを受け、順位を下げられてしまうのである。

3、初心者は内部リンクでペナルティーを受けやすい

アフィリエイトで稼ぐために必死な初心者は、とにかくページを増産して、リンクを張ることに専念してしまう。しかし、想像しやすい結果だが、このようにとにかく増やした内部リンクは、全体から見ると絡まりまくった糸玉のようになっていて、ソフト的に簡単に判定できてしまうのである。このため、Googleに容易に発見されてペナルティーを課せられてしまう。しかし上述のようにウエブマスターからは何も言ってこないので、ペナルティーを受けているかどうかの判断ができないという厄介さがある。

 どのページにも2クリック以内で到達できる

 内部リンクは整然と整理された形で形成されている

この2つは必ず守らなければならない。過度な内部リンクはペナルティーを課せられるだけである。ただし、この内部リンクに対するペナルティーは大きなものではなく、最大でも20位程度下げられるレベルなので、とにかく内部リンクによるペナルティーだと気づきにくい。サイトの全体構成が設計できない初心者は、あまり記事中での内部リンクは使わずに、サイドバーだけに留めておくべきであろう。そこから、内部リンクを少しずつ増やして、順位の上げ下げを見ていけば、どういった内部リンクは効果があり、ペナルティーを受けるのはどういう場合かがわかってくると思う。内部リンクの変更はすぐに反映するので、失敗しても大きなキズは受けないので、是非検討してみて欲しい。

まとめ

内部リンクはペナルティーを受けないと考えている人が多いようだが、過度な内部リンクにはGoogleはしっかりとペナルティーを課している。しかしながら、このペナルティーはウエブマスターツールに通知されることもなく、また下げられる順位も派手でないためになかなか気がつかないという厄介さがある。アフィリエイトで稼ぐことを考えるのなら、まずはサイドバー程度に収めておいて、記事中での内部リンクは使わない方が無難だろう。内部リンクの影響は1~2日程度で反映するので、サイトがある程度できあがったら、頭の中で構成を整理して、内部リンクを張り、順位が上がったらOK、下がったらNGという判定でトライアンドエラーを進めてみると、どういった内部リンクを構成すべきかがわかってくると思う。絡まりまくったスパゲティー状態だけは避けるよう心がけていただきたい。

 

アフィリエイトで稼ぐ力を手っ取り早く身に付ける方法

アフィリエイトで稼ぐには、中に入ってしまうのが最も簡単で確実

まず、「どんなブログやサイトが大きく稼いでいるのか?」を知っているのは誰か考えてみて欲しい。

ネットには「本当にアフィリエイトで稼いでいる人」的なページがゴマンとあるが、実際にそれらの検索順位を調べてみると「圏外」だったり、SimilarWebで訪問者数を調べてみても、ほとんどだれも来ていないのが実態だ。これらはアフィリエイト集団の相互リンクに他ならない。

1.本当に稼いでいるブログやサイトを知っているのは誰?

では、もう一度聞く

「稼いでいるブログやサイトを、本当に知っていいるのは誰?」

断っておくが、Googleではない。Googleは検索順位を出しているだけであって、アドワーズを除けは、どのブログやサイトがどれだけ稼いでいるかなど、まったく知りはしない。

この問いの答えは、ASPプロバイダーだ。具体的に行ってしまえば、A8である。A8のサイトに行けば、見本となる先輩(後輩かもしれないが)アフィリエイターたちのブログやサイトが手本としていくつも公開されているが、これらも調べてみると検索で順位が高いわけでもなく、訪問者数も決して多くは無い。A8がサイトで公開しているのは、見やすくて使いやすいサイトであり、A8としてはこんな感じに作って欲しいという見本である。

少し考えてみれば簡単に想像できることだが、実際に稼いでいる運営者は自分のマネをされるのが一番怖いから、決してサイトを公開したりはしない。稼ぐテクニックを公開してライバルを増やすリスクなどだれも取ろうとするはずが無いことくらいわかるだろう。つまり、A8で公開されているサイトは大して稼いでいないと考えるべきである。

2.本当にアフィリエイトで稼いでいるブログやサイトを知る手段は?

この答えは簡単だ。A8に教えてもらえばいいのである。どのサイトが毎月どれだけ稼いでいるかを教えてもらい、そのサイトが扱っているアフィリエイト広告を同じ手法で出せば似たように稼げるようになるはずだ。A8のサイトには毎月稼いだ金額で1位から3位までの金額とカテゴリーが掲載されているが、現在トップは、月1,000万円を超えている。アフィリエイトの場合、物販と違って原価がないので、これはそのまま利益となる。月額、1千万円の純利益を出すには、1億~2憶売り上げなくては通常の商売では稼げない。つまり、このトップの金額は年商12億~24億円の商売に匹敵する利益なのである。

アフィリエイトの特徴は、パソコンがあれば誰でもできる簡単さと、通常の事業と違って初期投資がほとんどかからない点だ。これは裏を返せば、参入障壁が低い。つまり、マネされやすいという弱点を持つ。このため、本当にアフィリエイトで稼いでいる人は、理論的にマネされない強みが無い限り、自分のサイトを明かすことはしない。

なら、A8に教えてもらおう、ということになるのだが、A8は絶対に明かさない。これは個人情報の問題もあるが、サイト運営者の許可が必要であり、サイト運営者が絶対に許可しないからだ。

3.たったひとつだけある本当に稼いでいるサイトとテクニックを知る方法

すでに勘が良い人ならわかっただろうが、答えは簡単だ。A8の中に入ってしまえばいいのである。A8の中に入ってしまえば、どのサイトが本当に稼いでいるサイトであるかがわかるだけでなく、どのアフィリエイト広告が効率よく稼げるのかも分かってしまう。この話は、昔からアフィリエイト仲間では出ていた話だが、A8に入り込むのは現実的には難しく、A8のセミナーやレビューなどに頻繁に出席して顔見知りになるしかないと言われていた(実際、顔見知りになるとなにか教えてもらえるのかまでは知らない。恐らく、顔見知りになったところで秘密を教えてもらえるとは思えないが)。

だが最近、この広告を見つけた。

A8.netが技術スタッフを募集中

「経験は少なくてもやる気があり、自分の技術力を利益を生み出すビジネスに変えたい方を歓迎」

【応募資格(必須スキル・経験)】

 ・学歴・年齢不問。

 ・自社Webサービスの開発・運用に興味がある方

 ・インターネット広告システムの開発・運用に興味がある方

となっている。詳細は上のリンクで見てもらいたいが、やる気と情熱を持ってバリバリ仕事をすれば、A8と一緒に自分も成長できる。アフィリエイトの最先端で頑張れば、多くのことが身につくに違いない。

事業拡大のためとなっており、特に期限は設けておらず、おそらく拡大路線の中で、継続的に人材を応募しているものだと思われる。

わたしも自力でここまで来る前だったら、きっと応募を考えたと思う。

SEOに強い無料ブログの比較 2015年版

無料ブログのSEO効果はサイトによって段違いに違う

ビッグキーワードで検索1ページ目を狙うなら、他の記事に書いたように無料ブログには小細工が仕掛けられないため、独自ドメインでのWordpressには歯が立たないが、ミドルクラスのキーワードであれば、無料ブログでもGoogleで1ページ目を狙うことは十分可能だ。だが、当然のことながら無料ブログサイトによってSEOに強いサイトもあれば弱いサイトもある。いくら良い記事を書いても、SEOで弱い力しか持っていない無料ブログでは、SEOに強い無料ブログを相手に不利な勝負を挑むことにしかならない。一方、アフィリエイトで稼ぐことを前提にするならば、SEO以外にも注意しなくてはならないことがある。ここでは、どうして無料ブログでSEOの強さに差が出るのかという根本的な理由と、SEOに強い無料ブログのメリットとデメリットを解説する。

1.無料ブログで出るSEOの差とその原因

現在、一般的に知られている中で、最もSEO的に弱いFANBLOGと、非常に強いFC2をくらべると、どれほどの差があるかご存知だろうか?3時間もあればだれでもできる実験なので、やってみるとわかるので、是非やってみてもらいたい。たとえばライブドアのSEOの強さを1と置くと、FCは2、FANBLOGは0.1といった感じだ。同じ無料ブログであっても、FC2はブーストがついているようなものに対して、FANBLOGは足に重りを引きずっているようなものである。まず、FANBLOGがこれほど桁違いに弱い理由を説明しよう。これは簡単な話で

  • Googleはアフィリエイトを嫌う
  • FANBLOGは広告のコピペブログや、やたら短い記事でうずもれている

要は、アフィリエイト専門の無料ブログであるFANBLOGは、Googleに嫌われている上にゴミ溜めのようなサイトになってしまっている。すでにGoogleのページランクは意味を持たなくなっているが、ページランクが生きていた頃のFANGLOGのページランクは実に0でしかなかった。こんなサイトでいくらブログを書いたところで、足をひっぱられるだけで、検索で上位など立つことはできない。

一方、FC2はページランクは最高の7であるだけでなく、Alexa traffic rankで世界ランク50位に入る無料ブログサイトであり、日本では実に1位であったこともあるサイトだ。これだけの差がある大家の店子としてブログを開設すれば、20倍くらいの差は出て当たり前であることがわかると思う。

2.FC2のメリットとデメリット

まず、FC2がなぜこんなに強いのかについて説明しよう。もともとFC2はアダルトを含め低レベルな記事の巣窟と化していた時代があったのだが、あまりの質の悪さにGoogleからFC2を丸ごとインデックスから消去すると通告され、しぶしぶレベルの低い、あるいはアダルトや反社会的なサイトの削除を断行した。その結果、もともと膨大な記事数を持っていたFC2は良い意味でスリム化され、Googleからの評価が上がった歴史がある。また、FC2にはもう一つSEOに強い理由がある。それが無料のテンプレートだ。これら無料のテンプレートは、FC2が作ったものではなく、ユーザーが勝手に作ったものをFC2が審査して、基準をクリアすれば登録されるものであり、FC2にブログを開設すれば、誰もが自由に無料で使うことができる。このようなテンプレートが5,000種類も登録されており、それらは各カテゴリーに分けられている。もちろん、SEOに強いテンプレートのカテゴリーもあるため、これらをユーザーが利用するため、その結果として、サイト全体がSEOに強い記事で埋め尽くされているわけである。

断言できることは、SEOで最強の無料ブログはFC2である。

さらにFC2の凄いところは、ヘルプデスクの対応の早さである。ヘルプから質問を送ると、その日のうちに必ず返事が返ってくる。早い場合には10分程度で回答が届くから驚きである。

しかし、このようにSEOに強く、ユーザーへのサポートも強い反面、アフィリエイトで利用する場合には絶対に注意しなくてはならないことがある。それは、突然のID凍結だ。上述のようにFC2はサイトを浄化する目的で常にGoogleに嫌われそうなブログの削除プログラムが監視している。この監視プログラムは非常に無慈悲であり、アフィリエイトブログであると判定したら、問答無用でIDごと凍結されてしまう。しかも、事前になんの通告もなく、凍結されてしまうから、それまでに書いた記事を引き上げることすらできない。「FC2 凍結」「FC2 削除」で検索してみると、どれほど多くのブロガーがID凍結の悲劇に見舞われたかがわがるだろう。中には600ページ以上も記事を書き溜めて、それなりにファン読者も抱えていたのに、突然凍結されたブロガーもいる。FC2でアフィリエイトをやろうと思うなら、アフィリエイトASPを使わず、アフィリエイトとは無関係の記事でGoogleのアドセンスくらいに留めておくことが無難な使い方だ。もっともアフィリエイトで稼ぐ気なら、アドセンスの報酬など少なすぎてやったられないところはあるが。

3.SEOに強く、アフィリエイトにも比較的やさしいはてなブログ

はてなブログはFC2ほどではないが、シーサーやライブドア、アメブロなどと比較すると遥かにSEOに強い無料ブログである。その強さの理由は3つある。まず、1つ目はカラーだ。はてなブログには独特のカラーがある。それは無料ブログであるにも関わらず、レベルの高い記事が多いということだ。これははてなブログのトップページにカテゴリー別に掲載されている人気記事を読んでみればすぐにわかる。社会的に見てどれもが質の高い内容であり、かつ長文が多いことに気づくだろう。これは、はてなブログが、ブログの見本市的なコミュニティーとなっているため、一種、記事の腕自慢的なユーザーが多いためだ。つまり、サイト全体のレベルが非常に高いのである。2つ目は、はてなブログ自体がSEOを強く意識しており、素の状態でかなりSEO最適化されているという点である。すでに開設当初からHTML5を使っており、デフォルトでいくつものSEO対策が施されている。ただし、このSEO対策はFC2で使えるSEO強化テンプレートほどの強さは持っていない。ここがSEO面でFC2に負けている欠点だ。3つ目は、はてなブックマークである。現在、TeitterボタンやFacebookボタンなど多くのSNSボタンが存在するが、そのほとんどはno flowが設定されているために、バックリンクとしてのSEO効果はないのだが、はてなブックマークだけは現在もno flowとはなっておらず、それぞれのユーザーが持つブックマークページから張られたバックリンクとしてのSEO効果が存在する。また、このはてなブックマークは、ひとりのユーザーがブックマークしただけで、はてなブックマーク側のキーワードインデックスからリンクが張られたり、はてなブックマーク自体が、はてなブログに対して、勝手にリンクを張ってしまう場合がある。実際「こなにべたべたリンクを張られたらGoogleからペナルティーを喰らうんじゃないか」という声が上がったほど、一時期、はてなブログに対して、自動的にはてなブックマークからリンクが張られた時期があった。現在ではかなり控えめにはなったものの、相変わらず、キーワードインデックスからいつの間にかリンクが何本もはられていることがある。

一方、残念なのはヘルプデスクの対応の遅さだ。質問をしても、回答が来るまでに平気で一週間くらいかかるのはざらで、FC2のようにその日のうちに回答が来るということはまずない。また、はてな側でサイトをSEO面で強固に作り上げている結果、カスタマイズの余地が少なく、最新のSEOテクニックを投入できない難点もある。

しかしながら、アフィリエイト面は、FC2よりもはるかに寛容であり、よほどあからさまなアフィリエイトをやらない限り、削除されることはない。普通にアフィリエイト記事を書いている分には、まず削除されることはないだろう。

3.SEOで強い無料ブログはFC2か、はてなブログかの2択だけ

タイトルに比較と書いたが、SEOでは最強か否かが問題であり、中途半端に強くても意味はないので、シーサーやアメブロなど、比較例に挙げても無駄なのでここでは解説しない。

数時間でインデックスされ順位も即日反映する

だいたい1日でインデックスされるが、順位への反映には2日から2週間かかる。

日本語ドメインのSEO効果の上手な使い方

日本語ドメインやURLのSEO効果は使わないとあとで必ず後悔する

日本語ドメインやURLについては、ネット上でそのSEO効果の有無が真っ向から対立しており、現在ではSEO効果は無いとする意見が主流になりつつある。しかし、これはまったくの誤解であり、アフィリエイトで稼ぐ気なら日本語ドメインやURLを積極的に活用しないと、サイトが出来上がってから、あとで必ず後悔するときがくる。それはサイトを育てて、Googleの検索で3ページ目、2ページ目と勝ち進み、1ページ目の壁を抜けて、トップ3に食い込もうとした時に「しまった」と後悔するものであり、今さら気づいたところでドメインやURLを変更できないジレンマにぶち当たったときだが、この時はすでにもう遅い。トップ3目前になると、ミドルクラス以上のキーワードの場合、その記事数は軽く100を越え、場合によっては千近い記事数となってくる。サイトタイトルの変更はSEO上、非常に危険であり、よほどのことが無い限り絶対にやるべきではないとしている指南サイトは多いが、ドメインやURLの変更はもっと危険であり、変更前の順位を取り戻すことはまず不可能である。これは中古ドメインを使った経験のある人ならわかるはずだが、Googleは何年経とうが、そのドメインを完全に忘れ去ってはくれない。つまり、あるドメインやURLで書いた記事を上書きしたり、消去したりしても、Googleは完全には忘れてくれず、新しいドメインやURLに移転してもコピー記事として認識されてしまうからだ。苦労してサイトを作り上げた後で、日本語ドメインの必要性を痛感しても、ドメインやURLの引っ越しはできないのである。

ここでは、日本語ドメインにSEO効果がある確たる証拠と、その使い方について実例を挙げて解説する。

1.日本語ドメインに明確なSEO効果があった時代と現在

日本語ドメインはまだ歴史が浅く、2001年に一般利用が可能となったものの、このときはまだIEが対応しておらず、2007年のIE7でようやく日本語ドメインが実用性を持つに至った。それと同時に、Googleの検索で日本語ドメインが軒並み上位を占める結果となり、アフィリエイトをやる者は日本語ドメインの取得を争った時代があった。しかしながら、当たり前のことだが、クズほどの価値も無いサイトが上位に出て来たおかげで、Googleはその検索ロジックを修正し、日本語ドメインのSEO効果を大幅にさげてしまった。この下げ方があまりに大きすぎたため、それまで日本語ドメインを使っていたユーザーに「日本語ドメインにSEO効果は無くなった」と言わしめる結果となっているのである。

ここで考えて欲しいことがある。この日本語ドメインの後にGoogleが行ったのが、バックリンクのSEO効果の修正なのだが、やはり「バックリンクのSEO効果は無くなった。バックリンクは最早クローラーの動線に過ぎない」という意見が数多く出ていたが、現在では「ナチュラルなバックリンクならSEO効果がある」に主流の意見は変わってきている。ここで大事なのは「バックリンクにSEO効果はある」という点だ。Googleが商業的なバックリンクにペナルティーを課した上で、バックリンク自体のSEO効果も下げたために、バックリンク頼みだったユーザーがそのSEO効果を否定したに過ぎず、普通にバックリンクを得ていたユーザーからすれば、効果は小さくなっただけに過ぎない。日本語ドメインについてもまったく同じであり、効果が小さくなってしまったために、日本語ドメインのSEO効果に依存していたユーザーは、その効果が無くなったと言っているに過ぎない。こういったユーザーは、元々が価値の無いサイトをディレクトリサービスやバックリングなどで不正に順位を上げようとしていた層であるために、SEO手法に依存し過ぎているから、自分のサイトが圏外に飛んだことを理由に「その手法のSEO効果は無くなった」と騒ぎだすのである。SEOは、どんな手法であってもサイトの価値を補助的にブーストするものであり、サイトの価値が無ければ、どんなSEOテクニックを使っても、上位には出られない。それが現在のSEOである。クズサイトにどんなSEO手法を使っても効果は無い。

これとは別に思い出して欲しいことがある。それはGoogleが検索順位を決める上で、200項目以上の評価基準を持っているということだ。日本語ドメインやURLは、そのひとつに過ぎない。だが、検索上位3位あたりになってくると、僅差での勝負となってくるため、この項目をひとつでも拾えてないと勝つのが.非常に困難になってくる。

現在では、価値のあるサイトで上位を争う上で、この200項目以上あるGoogleの評価基準をどれだけ拾っているかが勝負であり、中でもドメインやURLは変更が利かないので、後て決定的な弱点を抱えてしまうことになると考えるべきだろう。

2.Googleは、ちゃんと日本語ドメインとURLを認識している

前にも書いたと思うが、Googleは『利用者に最も適したサイトを提示する』ことを理念としているため、200項目以上の判定基準で、利用者が求める解をインデックスから抽出してくる。これが検索順位である。つまり、どれほど利用者のニーズにマッチしているかを多面的に分析し、評価しているわけである。

ではここで、なんでもいいのだが、適当な日本語で検索してみて欲しい。検索結果を見て何か気づかないだろうか。サイトタイトルの下に表示されるドメインのURLで、検索キーワードと一致する部分が太字でハイライトされていることがわかるはずだ。もちろん、これは日本語なので、日本語を使っていないドメインのURLではなにも太字でハイライトされる部分は無い。つまり、Googleはドメイン名の中で、一致している部分を認識しているのである。Googleの理念に立ち返ってみれば、これは利用者のニーズに、この部分は一致していると判定して利用者にもわかるようにしているわけである。このように使っているドメインURLの一致をGoogleが検索順位を決める上でも、まだ使っていると考える方が自然だろう。もし、検索順位の決定で使っていないのでだとしたら、太字でハイライトまでして利用者に示している意味が無い。このように、Googleは日本語ドメインのURLをちゃんと認識しており、利用者に提示する上で重要なファクターとしていることがわかる。

3.日本語ドメインの実例とSEO効果

ここで、以前の記事で『あなたから買う理由は無い ― SEOの落とし穴』を書いた際、ある狙いがあることを書いた。それはタイトルの独自性だ。実際この記事は、現在でも

 「あなたから買う理由は無い」で、検索第1位

 「SEOの落とし穴」で、検索第7位

となっている。もとは「SEOの落とし穴」でも第1位だったのだが、キャッチ―なネーミングだったせいで、多くの記事のタイトルで使われ、順位が落ちた。

ここで、「これは文節であって、キーワードではない」という考え方もあるが、重要なのはそこではない。検索者は必ずしも単語を区切ったキーワードで検索するわけではなく、むしろGoogleが高機能化し「グーグル先生に聞け」と言われるようになってから、疑問をそのまま入力して検索するスタイルの方が一般的になりつつある。

【実例】

「赤ちゃんのぐずり」で検索してもらいたい。結果は、赤ちゃんのぐずり.netが1位で出て来ただろう。これは、上述した文節の強みと、日本語ドメインのSEO効果を利用したものであり、たった6ページのサイトでキャリーミープラスという商品をアフィリエイトで売り上げている。この「赤ちゃんのぐずり」はママたちの普遍的な悩みであるために、2位以下のサイトを見ればわかるように、とんでもなく手のかかったサイトがひしめく中で、不動の1位で安定し続けている。

4.日本語ドメインの上手な使い方

このように、一定レベル以上の価値を持ったサイトでの上位争いでこそ、その真価を発揮する日本語ドメインだが、実は、同じことを狙った日本語ドメインであっても、そのSEO効果は極端に違う。これはGoogleが日本語のシソーラスや因果関係、使用頻度など様々なファクターで評価しているためと思われる。

日本語ドメインを販売するサイトは、かつてはいくつもあったが、セキュリティーや網羅性、使いやすさ、そして価格で淘汰が進み、現在は「お名前ドットコム」しかない状態だ。またいくつもの日本語ドメインを取って試してみるには、レジストラの移転やサーバーへの設置など手間がかかるので、こういった面倒が無く、サーバーも申し込んでおけば、日本語ドメインを取って、すぐに使えるから即戦力に申し分ない

サーバーは、取得した日本語ドメインの力を片端から試していくだけなので、一番安い「共用サーバー SD」で充分だ。Xサーバーなど、他のほとんどが電話サポートが平日のビジネス時間しかだけで他はメール対応になるの大して、24時間356日いつでも電話でサポートしてくれる面は、イレギュラーとも言える日本語ドメインを使う上で、つまづいたときに解決が早い。よく、レンタルサーバー屋が日本語ドメインの込み入った話になると

「ドメインに関してはなにもわかりません」

「レジストラの問題かもしれません」

と、サポートしてくれないのだが、お名前.comの場合、

「そちらで買ったドメインをそちらのレジストラで管理していて、そちらのサーバーで運用している」と言えば、あらかた調べてくれるので、楽だ。

ここで、いくつか思いつく日本語ドメインを買って、簡単なブログで検索順位を比較してみることが一番の近道であり、おそらく強い日本語ドメインをピックアップする唯一の方法だと思う。

.jpや.com、.netや.bizなどのトップレベルドメイン自体は、経験上、あまり影響しないので気にすることは無いと思う。ごれはGoogleのマット・カッツも再三名言しているので、まず間違いない。

日本語ドメインなど、1つ数百円なので、一気に取って、一気に試してしまうのが効率が良い。感覚的であるが10個~20個に1個、あきらかに強い日本語ドメインが出てくる。というより、狙ったキーワードにあった日本語ドメインが見つかる。ここで労を惜しむと、ゴール目前までサイトを育てたときに苦渋を飲む羽目になるから、妥協せずに徹底的に数をこなして試してみるべきだろう。

5.余談

日本語ドメインを使い始めたときに何度か悔しい思いをしたので書いておく。良さそうな日本語ドメインをいくつも考えて、あらかじめ、お名前ドットコムで取れるものをリストアップした後、リストを眺めながら吟味していた時代があった。だがこれで悔やんでも悔やみきれない失敗を何度か経験している。いざ取ろうとしたら、取られてしまっていたというものだ。何がトリガーになるのかはわからないが、アフィリエイトをやる者は、同じような時期に、同じようなことを思いつくらしく、時間を空けたばかりにとられてしまったということが結構な頻度で発生した。取られてしまった後悔は後になっても気になるもので、なかなか当たりの日本語ドメインを引けないと、あの日本語ドメインなら行けたかもしれない、という妙な後悔に捕らわれてしまう。こういった経験を繰り返す中で、今では一本たった数百円のクジと割り切って、思い立ったときにその場で取得してしまうようにしている。ハズレの日本語ドメインは、結局使わないから、お金をどぶに捨てるようなもったいなさを今でも感じるが、これが数十万円以上の利益をもたらす木になるわけだから、種となる日本語ドメインの選別作業では惜しむべきではないと現在では割り切っている。

特に最近では、思いつくような日本語ドメインはほとんど取られていて、取れるケースの方が遥かに少ないので、取れる物は片端から取らないと実験もまともにできない状況になっている。

アフィリエイトで稼ぐには無料ブログは圧倒的に不利な理由

本気でアフィリエイトで稼ぐ気なら無料ブログではなく独自ドメインと使うべき

多くのアフィリエイト初心者は初期投資を抑えるために無料ブログを使うことが多い。しかし、本気でアフィリエイトで稼ぐ気なら無料ブログは避けて、独自ドメインを使うべきである。たしかに無料ブログでアフィリエイトをして稼ぐことは不可能ではないが、カスタマイズするためにHTMLとCCSの知識が必要であり、結果的には独自ドメインでWordpressを使って作った方が楽になってしまう。また、最近ではレンタルサーバーの料金や独自ドメインの維持費も非常に安く、月に数百円程度で運営できてしまう。ここでは、無料ブログがアフィリエイトで圧倒的に不利になる点を解説する。

1.検索してみればわかる無料ブログの不利さ

あなたが気になっているキーワードで.、なんでも良いので検索してみていただきたい。その結果を上位から見ていくと、無料ブログはほとんどないことに気づくと思う。もちろん、独自ドメインであろうが、無料ブログであろうが、中身の濃さやページ数に違いがあるわけではない。むしろ、無料ブログの方がハードルが低いために使っているユーザー数も多く、ボリュームも多いサイトがいくらでもある。なんの知識も無く書き始められる無料ブログの方が、それなりにWordpressなどのCMSのカスタマイズが必要な独自ドメインのブログより圧倒的に多いだろう。しかし、結果は検索した通りである。上位のほとんどが独自ドメインで占められてており、そのページ数は必ずしも多くないものの、ページ数の多い無料ブログに勝っているのが現実である。膨大な数が作られている無料ブログが独自ドメインに勝てない、これが現実だ。

2.無料ブログを使いこなすには独自ドメインより知識が必要

検索上位に出て来た中で、無料ブログがあったら、中を見ていただきたい。まず気がつくことは、無料ブログのテンプレートの原型がどこにも見当らないほどカスタマイズされていることに気がつくだろう。アフィリエイトで稼ぐうえで、一番問題なのはここなのである。ちょうど、現在、たまたま医師と看護師、と薬剤師の関係者からサイト作成の依頼を受けたので、クライアントから承諾が取れたらこのブログでその詳細を解説することにするが、無料ブログではそのテンプレートがSEO面で最適化されていないため、無料ブログで上位に入ろうと思ったら、丸々サイト構成を変えてしまわなくてはならないのである。もちろん、このような改造をする上では、膨大なHTMLだけでなく、CSSやJavaスクリプトなど多くの知識を必要とするため、それを身につけるだけでもとんでもない苦労をする羽目になる。ちなみに、FC2やシーサーなどメジャーな無料ブログ用にSEOカスタマイズするツールやテンプレートが販売されているが、本当にアフィリエイトで稼ぐためには、検索で1ページ目に入る必要があり、この手のツールやテンプレートはほとんど無力であると言って過言ではない。実際、これらのテンプレートやツールで作ったサイトが上位に出てくるのは、アフィリエイト関係で書かれたサイトであり、内容は情報商材のアフィリエイトなので、一般的に検索されるページではないことは頭に入れておくべきである。

3.無料ブログが独自ドメインのアフィリエイトに勝てない理由

この理由は簡単だ。無料ブログではGoogleを攻略する上で必須となる小細工が一切仕込めないのである。たとえば簡単な話しをすると、無料ブログではh1タグとh2タグを変えることができない。これは無料ブログでデフォルトで組まれてしまっているため、無料ブログによってh1がサイト名であったり、記事名であったり決められてしまっており、変更することができない。さらに、勝手にJavaやリンクを設置されてしまっているために、無料ブログで勝負するというのは足に重荷をつけて勝負するようなものである。さらに決定的なのは、検索で用意に持っていくための多くの技が組み込めない。つまり無料ブログの場合、不利な重荷があるだけでなく、有利に闘うための技が使えないのである。これでは独自ドメインと闘っても勝ち目はないことがお分かりになると思う。

そのうち、はてなブログで、わたしが独自ドメインで使っている書き方とまったく同じ方法で、アフィリエイトサイトを一つ説明用に作ってみようと思うが、SEOに強いと9言われるはてなブログでもこの程度にしかならないという現実がわかると思う。(あまり気は乗らないので、ちょぼちょぼ夏くらいまでに作ってみようかな、と考えているレベルだが。あくまでアフィリエイトで.無料ブログは勝てないという実例を示すだけの目的なので、作るモチベーションが低く、すぐに作る気になれない)

4.アフィリエイトで無料ブログで稼げるのはサイトではなく記事の場合だけ

どうしても無料ブログで稼ぎたいのなら、サイトで上位に立つことはすっぱりとあきらめて記事単体で勝負すべきである。無料ブログの唯一の強みは速報性である。これはブログサイト全体が大きいため、GoogleのBOTがいつも徘徊しているので、インデックスが早いためだ。Googleの検索順位の決定要因の一つに訪問者数がある。速報性を利用して時の話題を書いてしまえば、いち早く多くの人に見てもらえるため、上位に居座れることが期待できる。もちろん、検索でヒットするのは記事単体であり、サイトではヒットしないので、その一発の記事での勝負であり、サイトを育てるという考え方とは異なってくる。

まとめ

アフィリエイトで稼ぐ上で無料ブログは致命的な弱点があり、その弱点を補うためには膨大な知識を必要とするため、独自ドメインでWordpressを使った方が時間もかからず、苦労も少なくて済む。Wordpressは無料のCMSであり、独自ドメインも月に数百円程度で済むので、勝てもしない無料ブログで勝負するよりも、アフィリエイトで稼ぐことを考えるのなら、独自ドメインの利用をお勧めする。尚、今後、実際にわたしが作ったサイトを実例に挙げ、アフィリエイトで稼ぐためのブログの書き方を実例を挙げて説明する予定である。

 

 

Googleのリンク評価方法 - ナチュラルリンクの落とし穴

GoogleはPagerankの更新をやめており、もはやPagerankは検索順位決定においてなんの意味も持たないことを 

Googleのページランクはすでに死んでいる。 - アフィリエイトで稼ぐには|初心者がブログで儲けるコツと考え方を全公開

 で紹介した。

 

だからといって、リンクを評価しなくなったというわけではない。

コンテンツが最重要であることに変わりは無いが、いくつかの実験から現在も外部リンクを評価していることがわかる。

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リンクに対する評価方法はGoogleの考え方の根幹にもなっているものであり、特許まで取得していることからも、Googleが検索順位決定において、リンク、いわゆる外部SEOを評価項目から外すことは今後も考えられないだろう。


特許 US6285999 - Method for node ranking in a linked database - Google 特許検索

 

では、どのように評価しているのか。

ここでは、Googleの特許に基づいて、

  1. 危険な被リンク(ナチュラルリンクの落とし穴)
  2. Googleのリンクに対する考え方

について話をしようと思う。

 

 

  1. 危険な被リンク(ナチュラルリンクの落とし穴)

 

まず、下の2つの図を見ていただきたい。

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この2つの図を見て、

 

  • Fig.1は、Googleは特許の計算式でスパムとして検出し、自分のサイトはGoogleからペナルティーを受けて検索順位が下げられる。
  • Fig.2で、Googleの特許の計算式は、サイトAとサイトCを同じリンク価値として算出し、サイトBだけが低い評価となる。

 

この2つがわかる人は、これから先の話は既知のことだろうから、読み飛ばしてもらった方がいいだろう。

 

Fig.1は、アフィリエイト初心者が良くやる間違いであり、サテライトサイトを大量に作って、自分のメインサイトにリンクを張るというモノである。

これをやると、Googleからペナルティーを受けて、検索順位を下げられたり、検索対象から削除されてしまう。

 

ただ、健全にサイトを運営して、いわゆるナチュラルリンクを集めても同じようにスパムとしてGoogleに判定されてしまうから、被リンクを受ける上でも注意が必要だ。

もし、自分の記事がバズった後で、急に検索順位が下がったら、まず間違いなくFig.1の状態になっていることでのペナルティーとして、Googleに検索順位を下げられたと思っていいだろう。

 

これは実際、数年前にわたしが経験したことだが、infotopのあるツールをわたしのブログでアフィリエイトした際、そのツールを使った裏技を特典とし、メルマガを流した。

 

あなたから買う理由は無い ― SEOの落とし穴 - アフィリエイトで稼ぐには|初心者がブログで儲けるコツと考え方を全公開

 で解説した、「わたしから買う理由」を作ったのだ。

(残念ながら、そのツールはわたしが作ったものではないし、現在は販売されていない)

 

このツールが非常に秀逸だったことと、わたしが特典として用意した裏技が非常に効果的だったせいで、このツールはわたしのサイトから、すごい勢いで売れていった。

 

しかし、数週間後、相変わらずこのツールが売れ続ける一方で、わたしのサイトに掲載していた他の商品がそろいもそろってガクンと売れなくなってしまった。

 

ひとつのサイトで、あるものは好調に売れているのに、他のものは急に売れなくなる― 正直、この時は原因がわからず、リンク切れを最初にチェックした。

 

調べてみて、わかったこと。

原因は、それまで3位以内で安定していた検索順位が、64位にまで下がっていたのだ。

その原因がFig.1である。

わたしからツールを買った人たちが、ブログでわたしのサイトを一気に紹介したせいで、わたしのサイトはFig.1の状態になり(2ティア制を使ったことも関わっているのだが本論とは無関係なので、割愛する)、Googleからペナルティーを受けて、大幅に順位を下げられてしまっていた。

 

だが、わたしがそのツールを掲載しているページは、他の人からのリンクをたどって多くの人が集まったせいで、売れ行きは落ちなかったのである。

 

時間はかかったが、Googleにスパムではない説明を送ってペナルティーが解除されたことで、検索順位は元に戻ったが、

 「ナチュラルリンクでもスパムとして判定されてしまうことがある」

ということを身をもって知った経験である。

 

ここで、知っておいて頂きたいのは、

 「ナチュラルリンクでも、Googleはスパムとして判定してしまうことがある」

ということだ。

 

もちろん、これはすぐに解除してもらえるので、急にサイトの検索順位が大幅に落ちたら、忘れずにこの可能性もチェックすることをお勧めする。

 

 

さて、Fig.2についてであるが、ここで

  • サイトAは、BとCに発リンクを出し、Cからのみ被リンクを受けている。
  • サイトBは、Cに発リンクを出し、Aからのみ被リンクを受けている。
  • サイトCは、Aにのみ発リンクを出し、AとBから被リンクを受けている。

単純に考えると、

2つの被リンクを受け、発リンクを1つしか出していないサイトCが一番評価が高く思えるだろうが、Googleの特許に基づいた評価では、サイトCとサイトAは同じ評価になる。

 

 

 2 Googleのリンクに対する考え方

 

ここからは、理系であれば高校2年で習う行列式が出てくるので、文系で行列式を習っていない人には、ちょっとキツイかもしれないが、できるだけ感覚的にわかるように解説する。

 

英語が理解できて、行列式がわかる人は上で引用したGoogleの特許の原文を是非読んで欲しい。おそらく、その美しさに感動するだろう。

行列式自体は、難解なものではなく、普通に中間テストで出る問題よりも易しい。

 

まず、基本の考え方として、

 「総和は常に1」

ということを根本においている。

 

世界中に何兆ページのサイトがあろうとも、いつも総和は1なのである。

 

その1の中で、各ページのリンクを相対評価するものが、Google特許の行列式である。

 

基本式は、

 {ベクトル}[行列]

である。

 

Fig.2を使って説明すると、

まず、ベクトル部分については、A、B、C、ともに、均等であり、かつ、総和が1であるため、すべて1/3となり 

  f:id:gagaginza:20141122230001p:plain

 となる。

次に、行列部分は、各サイトの発リンクと被リンクを、総和1の条件であらわす。

具体的には、

 ・横方向の行に発リンク

 ・縦方向の列に被リンク

を総和1の条件で書くと

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となる。

どの行も、どの列も、その総和は1になっているのがわるだろう。

 

よって、計算式は

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となり、

ここから計算されるA、B、C、はそれぞれ

 A=1/3

   B=1/6

   C=3/6

となる。

 

行列式を知っている人には簡単な計算なのだが、知らない人は、ここはこうなるとだけ理解してくれればいい。

ここでも、

 A+B+C=1

になっていることは、わかるはずだ。

 

Googleの考え方は 、この計算が収束するまで繰り返す。

つまり、次に上で算出されたA、B、C、を新しいベクトルとして置いて、同じ行列式を掛け合わせるのである。

具体的に書きあらわすと

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である。

 

図や式はすべてPowerpointで書いているのと、以下の式をすべて書き表すことは無意味だから途中は省略させて頂くが、この式は42回目で収束し、

 A=2/5

   B=1/5

   C=2/5

となる。

 

つまり、Fig.2は

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となり、サイトAとサイトCの評価は同じ2/5となる。

 

・・・、疲れたので、続きはまた明日書き加える。

 

ここまでを理解した人は、ある2つの疑問をもつと思う。

その疑問を美しく解消したものが、

Googleの最終的なリンク評価式であり、

それが理解できると、

 なぜ、Googleはスパムリンクを抽出できるのか

 なぜ、ナチュラルリンクがスパムとして間違われることがあるのか

 どうやれば外部リンクの効果を高められるのか

ということがわかる。

 

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理屈の上では、この逆を考えると、上位を狙うリンク構成になる。

 


Googleの検索ランキング

Googleのページランクはすでに死んでいる。

GoogleがPageRankの更新を停止して、もう1年近く経つ。

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この先の話は、すでに夏ごろ話題になったことだから、知っている人は読み飛ばしてもらった方がいいだろう。

 

 

 Google PageRankの経緯

 

いまさら、この記事を書こうと思った理由は、次の3つだ。

 ・相変わらず、ヤフオクでページランク5のサイトを何万円も出して買う人がいる。

  (ウエブサイトの内容は一切書かれていないにもかかわらずだ)

 ・高ページランクからのリンクを販売している業者がまだいる。

 ・次に説明する予定の被リンクの危険性とGoogleのスパム判定の仕組みに必要な概念。

 

 かつてGoogleは各ウエブサイトに対して、ページランクをいう評価をつけて頻繁に更新していた。

これはブラウザーのGoogleツールバーに表示されるので、一種のステータスでもあり、ある程度検索順位にも寄与していた。

 

ここで、「ある程度」と書いたのは、Googleはページランクで検索順位を決めているわけではなく、200項目以上ある評価指標の中に、このページランクも存在していたということだ。

 

 

 Google PageRankの終焉

 

このページランクは不定期ではあったものの、長くても2、3か月に一度くらいの割合で更新されていたのだが、2013年12月以来、更新されていない。

 

この理由について、GoogleのMatt Cutts氏は 、ツールバー PageRankの利用者が減少していることを挙げていた。

 

Why isn't my site's PageRank changing?



そして、決定的となったのが、 Google のJohn Mueller氏が今後、更新の予定は無い、と言及したことだ。

 

English Google Webmaster Central office-hours hangout

 

更新しないー

 ・現在のページランクはそのまま。

 ・コンテンツの質を上げてもページランクは上がらない。

 ・新しいウエブサイトができても、ページランクは付与されない。

ということだ。

 

つまり、Googleとしては、公開しているこのPageRankは検索での順位決定要因から外した、と解釈してよいだろう。

 

もともと、PageRankは実感としても、あまり検索順位に影響していると感じることは無かったので、大して気になる話ではなかった。

 

 

増える悪徳業者 

 

だが、いまだにPageRankが高いことを売りに、高値でウエブサイトやバックリンクを売る業者が消えない。

 

消えないどころか、感覚的にだが、増えたように思われる。

一方で、古参の業者はかなり消えてしまっている。

 

これはおそらく、古参業者が大量に手放した役に立たない高PageRankドメインを買って、もはやPageRankが意味を持たないということを知らない人たち相手に小口の商売を始めるワラワラ業者が出現したためだと想像している。

 

 

 まとめ

 

Googleのページランクはすでに死んでいる。

 もはや高ページランクは、ドメインを買ったり、リンクを買う上でなんの意味も無いことを知っておくべきだろう。

Googleの検索ランキング

ブログ開設8日目で1 万PVを越えた - はてなブログがSEOに強いと言われる正体

はてなブログはSEOに強いという記事は多い。

このブログを開設したのは11月3日だが、昨日、開設8日目で1万PVを突破した。

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はてなブログがSEOに強いと言う正体(?)

 

 

これまでの経緯

 

1. ブログ開設2日目。

 

まだこの時は、1記事掲載しただけで、はてなブログの使い方を調べながら

 ・広告の非表示

 ・キーワード自動リンクオフ

の設定をしただけで、

 ・ヘッダーとフッターの非表示

は見やすいものの、編集しづらくなるため悩んでいた。

そこへ、はてなブログの管理画面に届いていたのが

「月間PVが100を突破しました」

のお知らせ。

 

はてなブログの開設はTwitterで流していたため、取り立てて気にする数字ではない。

 

 

2. ブログ開設6日目。

 

2件目の記事を投稿した。

この記事は、記事の内容以外にある狙いがあった。

それはタイトルである。

 

狙い通り

「あなたから買う理由は無い」でGoogle検索1位。

「SEOの落とし穴」でGoogle検索3位。

となった。

 

もちろん、通常これらはキーワードとは呼ばないが、

後で書く予定の記事用に仕込んだものだ。

 

 

3. ブログ開設7日目の一昨日。

 

タイトルとキーワードのチューニングをしようと、はてなブログの管理画面を見ると

月間PVが1000を突破しました

のお知らせが届いていた。

 

はてなブログがSEOに強いとは聞いていたが、

 ・Twitterは開設時の1通のみ

 ・Facebookとは未連動

 ・他のブログとのリンクも未設定

 ・メルマガにも未掲載

でよく伸びるもんだな、と感心していた。

 

 

4. ブログ開設8日目の昨日。

 

タイトルとキーワードのチューニングをしているところへ

月間PVが10000を突破しました

 

さすがにおかしいと思い、友人にメールを出してわかったこと。

 ・はてなのTwitterで記事の紹介が流れていた。

 ・はてなブックマークのトップページに記事が掲載されていた。

どちらも、ブログに、はてなブックマークの数が貯まると自動的に出る。

 

 

驚愕の事実

 

まだGoogle Analyticsも設置していないのだが、

有料版は、はてなカウンターを使うことができる。

 

その出て来た結果は、

 92%が、はてな関連からのアクセス

だった。

 

PVだけ見ると驚異的だが、単に、はてなのクローズした世界でアクセスを稼いでいるだけだった。

 

もちろんだが、これは本意ではないし、これで「月間何万PV」だとは言う気には、とてもなれない。

なぜなら、こういったコミュニティーでのアクセスは一過的なものであり、検索でのアクセスのように継続したアクセスではないからだ。

 

はてなブログを使う上では、検索からのアクセス数を切り出して、数字を見るべきだろう。

 

 

まとめ

 

はてなブログがSEOに強いと言われるのは、はてなブックマークの仕組みと、はてなというコミュニティーのアクセス力が大きく働いている。

アフィリエイトで、はてなブログを使う上では、グロスでのアクセスカウンターの数字ではなく、検索によるアクセスだけを切り出したアクセス数推移を見ることに気をつけなくてはならない。

 

あなたから買う理由は無い ― SEOの落とし穴

アフィリエイトで稼ぐために一番重要なポイント

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蔓延している間違えた考え方

 

ネットビジネスをテーマにした記事の多くは「集客」に重点をおいたものが多い。

 

つまり、

 ・サイト訪問者のX%が見込み客

 ・見込み客のY%が商品を購入する

よって、

「SEOを駆使して検索での訪問者を稼ぎ、その商品のメリット/デメリットを含め、訪問者が知りたいことや役立つ情報を充実させれば良い」

というというものだ。

そして

「良質なコンテンツとは? Wordpressを使ったSEOとは?」

というノウハウへと話題が移っていく。

 

だが、良質なコンテンツを検索上位に送り込むことが、売り上げをあげる上での最重要ポイントなのだろうか?

 

答えはNOだ。

 

ネットビジネスの肝はそこではない。

 

 

自分の購買行動を考えてみる

 

ここである商品をネットで買うときの自分の行動を想像してみよう。

 

あなたはある商品のアフィリエイトをやっているが、サイトの訪問者が増えないことに悩んでいると仮定しよう。

日々、色々な情報を集める中で、あるサイトで劇的に訪問者を増やす「集客くん」というツールを発見したとする。(もちろん仮想の商品だ。)

サイトには十分な情報がわかりやすく掲載されていて、理屈から考えても納得できる仕組みだし、実際に「集客くん」を使っているというそのサイトの訪問者数推移もGoogle Analyticsの結果から見て疑う余地は無い。

 

さて、サイトの記事を全部読み終わったあなたは次にどういう行動を起こすだろう?

 

サイトに貼られた「集客くん」のリンクをクリックして、「集客くん」のサイトへ行ってみるのではないだろうか?

 

「集客くん」のサイトには、ひと通りの説明があり、ユーザーの喜びの声がいくつも掲載されている。

書かれている内容は、さっき見たサイトにすべて記載されているものであり、さっき見たサイトの方がデメリットの説明を含め正直な情報がより豊富に記載されていた。

「集客くん」のページを読み終えると、一番下に購入申し込みボタンが付いている。

 

さあ、あなたはここで購入ボタンを押すだろうか?

 

まだ押さないだろう。

 

今度は「集客くん」で検索してみるはずだ。

その理由は簡単だ。

 ・「集客くん」の評判をもっと見てからにしたい。特に悪評が無いか知りたい。

 ・「集客くん」より機能の高いものが無いか知りたい。

からだ。

 

そして、「集客くん」に悪い評判がないことを確認し、その効果に納得したところで、ようやく購買行動に移る。

このとき、最初に見た紹介サイトにわざわざ戻って、そこから「集客くん」のページに行ったりすることはしないだろう。

つまり、この時点で、最初に見たサイト運営者にしてみれば自分のアフィリエイトからは買ってもらえないのである。

 

この行動は、あなただけではない。

ごく一般的な購買パターンだ。

 

ではなぜ、結局「集客くん」を買ったあなたを、最初に見たサイトは逃してしまったのだろうか?

検索で1位に掲載され、良質なコンテンツを掲載していたにもかかわらず、なぜあなたは最初に見たサイトから買わなかったのだろうか?

 

理由は簡単だ。

 

「そのサイトから買う理由が無い」

からだ。

 

わかっただろうか?

 

検索で順位を上げて、良質なコンテンツを提供したとしても、「あなたから買う理由」が無ければ、訪問客は勝手にネットを回遊して、落ち着いたところで買ってしまうのである。

 

アフィリエイトで稼ぐために一番重要なことは、SEOを学んで検索順位を上げることでもなく、良質なコンテンツを書くために調べたりわかりやすい記事を書くことでもない。「あなたから買う理由」を作ることなのだ。

 

 

「あなたから買う理由」を作る2つの方法

 

ネットで物を買うとき、あなたが実際に購買行動のフェーズに移るにはなんらかの理由があると思う。

 

それはいったいなんだろう?

 

例えば、ある本が欲しかったとしよう。

 

あちこちのサイトでその本が紹介され、中にはアフィリエイトのリンクを張っているものもあるだろうし、アドセンスがしつこくその本の広告を表示するかもしれない。

だが、結局行きつくところはAmazonだったりしないだろうか?

この理由は2つだ。

 ・Amazonなら安心して買うことができる。

 ・Amazonだと中古で安い本も出ている。

つまり、Amazonには「Amazonで買う理由」があるわけだ。

 

かわいそうな話だが、一生懸命その本に関するコンテンツを必死になって充実させている多くのサイトは、参考にされるだけで、自分のサイトからは買ってもらえない。

いくら努力しようともアフィリエイトとしては完全に失敗だ。

(ここでは例え話がややこしくなるので、クッキーについては無視する)

 

では、どうやればあなたのサイトに「あなたから買う理由」を作り出せるのだろうか?

ここでは2つの「あなたから買う理由」の作り方をお話しよう。

それは

 1.その道のオーソリティーとしてオウンブランドを作り上げる。

 2.特典を用意する。

の2つである。

 

1.その道のオーソリティーとしてオウンブランドを作り上げる。

 

これはなかなか難しいし、時間も掛かるのだが、強力な方法だ。

例えば、もう故人ではあるがジョブスが

「iphoneにはこれがとても相性がいい」

などと発言しようものなら、iphoneファンは迷うことなく、とにかく売っているサイトを見つけて即買いするだろう。なぜなら、売り切れてしまうことの方が怖いからだ。

 

 石川遼がブログで「このグローブを使うと良く飛ぶんです」なんて言えば、ゴルファーの多くは直行で即買いするだろうし、浅田真央が「これでエッジを研ぐとコントロールしやすいんです」 なんて紹介すれば、やはり直行便だ。

 

だからといって、有名人でなくてはならないわけではない。

 

これは美容系のアフィリエイトでの話になるが、あるマイナーなアレルギーを持つ女性が、自身のサイトで、いろいろな美容商品を試した記事を掲載しているサイトは高確率でアフィリエイトに成功している。

これは、その人と同じアレルギーを持つ女性にとっては、「もっとも信憑性のある情報」であり、「きれいになる」とか「肌に張りがでる」とかの効能よりも重要な要素だからだ。

いくら一般の人には良い商品であっても、その人が試した結果、アレルギーが出てしまったら、同じアレルギーを持つ女性にとっては無価値な商品なのである。

一方、同じアレルギーを持つ女性にとっては、その人が「実際に使ってみて良かった」という商品の範囲でしか選択肢が無いのも同然であり、同じアレルギーを持つ女性は、その人のサイトのファンとなり、その人が薦めるものを買うようになる。

アレルギーを持つ女性にとって、「試してみたら顔に湿疹が出た」なんて冒険はできないからだ。

 

アフィリエイトの経験者ならわかると思うが、有名アフィリエイターが自分のサイト構築に使っていると紹介されると、ついそのツールに手が出てしまうだろう(もちろん、この場合、相手がアフィリエイターだから、悪徳商材だったりする場合が多いのだが)。

 

どちらも、本名すらわからないブロガーに過ぎない。

 

つまり、無名であっても、あるニッチな分野で信頼されるように記事を書き溜め、自分というブランドを作り上げるのである。

 

ここでキーとなるのが、ニックネームである。

いくら専門性の高い良い記事を書き溜めても、覚えてもらい、広めてもらうためにはニックネームが重要なのだ。

「●●のブログにこんなことが出てたよ」

「●●が薦めるなら買おうかな」

の●●の部分が無いと、頭に残らないのである。

 

ニックネームが力を持つと、検索のときに、ダイレクトにそのニックネームで検索されるようになる。

ニックネームで検索されるようになったとき、それがあなたのブランドが確立したときだ。

 

「エルメスのバッグが欲しい」

「シャネルのサングラスが欲しい」

「ヴィトンの財布が欲しい」

 

別次元の話のように思えるかもしれないが、

 ブランド=ニックネーム

なのだ。

 

 

2.特典を用意する。

 

これは、やっていいASPと、禁止しているASPがあるから.、ちゃんと利用規約を確認する必要がある。

 

たとえば、大手の例を挙げると、A8ネットでは購入者への利益享受は禁止されているが、infotopは登録制で特典を認めている。

 

ここでは、特典を認めているinfotopの例で説明する。

はてなブログでは使えないツールだが、infotopから「カエテン(KAETEN)」という無料ブログ用のSEOテンプレートが販売されている。

「カエテン」でも「KAETEN」でもいいので、検索してみると山ほどサイトが出てくるはずだ。

それぞれのサイトを見ると、自サイトからの購入者に特典をつけるというサイトが目立つ。

 

これがここで言う特典である。

 

良い特典を用意しておけば、この商品に興味を持った訪問者は、ネットを回遊した後、購入することを決めると、特典欲しさに、わざわざ、あなたのサイトに戻ってきて、そこから購入するわけだ。

 

これも

「あなたのサイトから買う理由」

である。

 

つまり、先ほどのAmazonの話のように、その商品をネット検索した結果、他の検索上位のサイトや、優良なコンテンツを提供しているサイトはすべて参考として読まれるだけの存在となり、最終的に買うときは、あなたのサイトから買うようになるわけである。

 

 

まとめ

 

アフィリエイトで稼ぐ気なら、大事なことはSEOやコンテンツなどではない。一番重要なことは「あなたから買う理由」を作り出すことだ。

「あなたから買う理由」があれば、他の検索上位サイトや優良コンテンツ提供サイトから購買行動を奪い取ることができる。

ここでは、「あなたから買う理由」の2つの例を示したが、「あなたから買う理由」の作り方はこれだけではない。

また、記事を改めて、過去の実験例なども掲載していこうと思う。

アフィリエイトで稼ぐ系情報の胡散臭い詐欺話に金を払うな!

アフィリエイトで稼ぐ方法は、ネットで検索するとゴマンとヒットする。

 

だが、そのブログのほとんどが稼ぐ系メルマガの購読や稼ぐ系教材の販売サイトでしかないことにうんざりしているのではないだろうか?

 

「放っておいても、アフィリエイトで月に何十万円稼ぐ方法」

「アフィリエイトで何千万円稼ぐようになった私がその方法を公開する」

「何億円アフィリエイターのわたしがアフィリエイトで稼ぐ方法を伝授しよう」

 

読んでみれば、そこにアフィリエイトで稼ぐための情報など何も無く、稼ぐ系メルマガ購読の登録や稼ぐ系教材やセミナーの勧誘に過ぎない。

ブログの記事もメルマガの内容も、読者に稼ぐ系の教材やセミナーへ手を出させるためのマインドコントロールになっているから、うっかり登録でもしようものなら、稼ぐどころか洗脳されてしまうから気を付けた方がいい。

 

彼らはアフィリエイトで稼ぐのではない。

ブログを入り口に、教材やセミナーで「あなたから」稼ぐことが目的なのだ。

 

 

ここで、そもそもアフィリエイトに興味を持つ人の人物像を思い浮かべて欲しい。

アフィリエイトで稼ぐことに興味を持つ人は大きく分けて二通りある。

 

1.趣味で作っていたサイトやブログの訪問者が多くなった

2.自分の将来に危機を感じている

 

 

1.趣味で作っていたサイトやブログの訪問者が多くなった

 

これは良くあるマニア系のブログやwiki系のサイトだ。

特徴的なのは、掲載しているアフィリエイト商品を一切薦めない、ということにある。

サイト運営者はアフィリエイトで稼ぐことを目的にサイトを作ったのではなく、サイトを作った結果として、

 「訪問者も多くなったから、広告でも張ればお金になるかな」

程度の動機でアフィリエイト広告を張っているから、アフィリエイト広告を張ってはいても、その商品自体に興味はないからサイト内で言及することもないのだ。

稼ぐと言う意図も伝わっては来ない。

 

こういったブログやサイトは、専門的な内容が膨大に詰まっており、内容が濃いせいでGoogleのページランクも高い。

本来、広告主やアフィリエイトASPがアフィリエイト広告を張って欲しいのは、こういうサイト運営者である。

稼ぐ系のブログやサイトは、本来好ましいものではないのだ。

 

 

 2.自分の将来に危機を感じている

 

このページにたどり着いた「あなた」はこのタイプではないだろうか?

 

こういったタイプの特徴は、特に何かの分野で秀でた知識があるわけでもなく、ただこのままでは経済的に将来が危ういから「何とかしてネットで稼ぐ!」ともがいていることが、サイトの文面から

「これいいよ!」

「これ買って!」

「稼ぐためにこのブログを書いたんだよ」

と露骨に薦める姿勢が受け取れることだ。

 

読む方にしてみれば、稼ぐブログばればれである。

 

もともと経済的に余裕が無い上に、ブログの技術的知識も持っていないせいで、GoogleやYahooの検索で上位に表示されることも無く、誰も知らない僻地に立てたブログで、毎日一向に増えない訪問者の数を横目で見ながら、成約しないアフィリエイト成果にイライラする日々だけが続いていく。

とてもではないが、こんなブログで稼ぐことはできない。

 

 

ここで、アフィリエイトのタイプを2つに大別したのは、あなたが1ではなく、2のタイプであることに気づいて欲しいからだ。

 

 

アフィリエイトで稼ぐことは決して簡単なことではない。

95%以上の人が1円も稼ぐことができずに去っていく場であることを心して欲しい。

1円も稼ぐことができずに去っていくだけならまだ救いようもあるが、「何としてもアフィリエイトで稼ぐ!」とあがいた結果、稼ぐどころか何十万円、人によっては百万円以上もの無駄な投資をして、損失を被ったまま去っていく人も非常に多い。

問題はここだ。

 

 

アフィリエイトで稼ぐことを心に決めたものの、うまく行かないと、

つい

簡単にアフィリエイトで稼ぐ」系の教材やセミナーに手を出すことになってしまう。

もともと窮している状態なだけに、こういったアフィリエイトで稼ぐ系のブログ記事やメルマガのマインドコントロールを受けやすい状態になっていることに気づいて欲しい。

待っているのは、稼ぐどころか、多額の支払いと、取り返すことのできない時間と労力、積み上げられたクズほどの価値も無いブログの山、そして自己嫌悪。

アフィリエイトで稼ぐためには、冷静な判断力を保たねばならないことを知っておいて欲しい。

 

 

アフィリエイトで稼ぐ系情報の胡散臭い詐欺サイトには、ある共通した特徴がある。

 ・やたら改行の多いスカスカな記事

 ・自分を並以下の人物に設定

 ・絶望的な状態からアフィリエイトで成功したという体験談

 ・現金の写真や、アフィリエイト報酬の画像

 ・多額の金額記述

 ・絶望状態 ⇔ ウハウハ状態の繰り返し記載

 

ここで自分を並以下に設定するのは

「ふーん、そんな奴でもできるなら、それ以上の環境にいる自分でも稼ぐことができるはずだ」

と思わせるテクニックであり、そこで報酬金額のエビデンス画像を見せられると、本当にその金を稼ぐことができそうな気になってしまう。

 

こういったブログを見る時には、

 ・いまや、ローンカードで500万円くらいはすぐに借りれる時代だ。

  写真を撮る間だけ借りたところで、その利子はたかが知れている。

  通帳の写真画像やASPからの報酬画像も、

  画像ソフトを使えば簡単に作れてしまう。

という視点で見るべきだろう。 

 

数年前までは、こういった稼ぐ系詐欺業者を告発したブログが目立ったが、

最近では稼ぐ系詐欺業者が先回りして無数のブログを立てている。

具体的には詐欺業者の名前を「●●●」とすると

GoogleやYahooで「●●● 詐欺」と検索しても、出てくるのは

「●●●の教材は詐欺という噂を検証する」

「●●●は詐欺という批評」

などをタイトルとしたブログで

実際は、第三者を装った詐欺業者が

「やはり、●●●の教材は非常にいい教材だ」

という記事内容のブログを林立させるようになった。

 

 

まとめ

 

これからアフィリエイトで稼ぐ記事を掲載していくが、まずは悪徳業者に引っかかる人を食い止めるためことを先決に記事を書いた。悪徳業者はアフィリエイトで稼ぐことなど頭に無い。彼らは「あなたから稼ごうとしている」のだ。